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水うちわサロン

水うちわサロンへのご案内

復活二年目の水うちわ。
今年は、水うちわをより多くの人に体験し、感じてもらいたいと思い、
今回の水うちわサロンを企画しました。
まだ簡単には手に入れることのできない水うちわ。
今回は古くから作られてきた豆型水うちわを片手に、
夏の下町を練り歩きます。
水うちわに演出される下町を、
また、下町を歩くことで水うちわを感じてみませんか。
みなさまのご参加をお待ちしております。


第2回 水うちわサロン(東京)開催

※既に参加申込みは締め切らせていただきました。ご了承下さい
◆日  程:7月31日(日) 15:00〜19:00
◆集合場所:JR上野駅 公園口
◆内  容:集合→間間間で水うちわの雑学講義
      →谷中・根津辺りを水うちわを片手に散策
◆参 加 費:1500円(水うちわ、お菓子代を含む)
◆参加の条件:自分が一番リラックスできる服装で来てください。
*参考1;
  間間間(さんけんま)http://www.geocities.jp/sakkocafe/map/sankennma.htm



第1回 水うちわサロンの軌跡(東京)


第一回 水うちわサロン
日時:2005年7月24日 15:00開場、15:40開始
場所:上野桜木会館〜根津神社
内容:日本のうちわ、雑学講義/岐阜うちわ作り方小講座/水うちわ復活経緯の説明
   谷中まち歩き/根津神社でお参り/水まんじゅうプチサロン
担当:企画/水の香
   まち歩き案内人/前田真哉・・・夕焼けだんだんコース
           平野彰秀・・・ねんねこやコース
   水まんじゅうプチサロン担当/三摩広行



午前中、雨がぱらついていました。まだ梅雨を思わせるような、どんよりとした、蒸し暑い朝でした。
お天気、なんとかもってくれないかなぁと考えながら上野桜木会館に向かいました。
一通り準備を終わらせ、参加者を待ちました。
夕方に差し掛かる三時半過ぎ、二十数名の参加者。ちらほら浴衣姿が見受けられました。
若い女の子たち、家族連れ、粋なおっちゃん。
様々な方がいらしてくれました。
参加する方に渡される水うちわ。
赤、桃色、薄緑、薄いベージュ。色も模様も異なる水うちわを、しっかり吟味して気に入ったものを手にしてもらいます。
はじまりの時間になりました。
私は、少し緊張しながら、話を始めることに。
緊張のため下を向いていた顔を思い切って上げると、そこには水うちわを持ってたくさんの方が座っています。
そこにいる、すべての人が水うちわを持っていることに、私は感動を覚えました。
せっかく、水うちわの存在を知ってもらったのだから、これをきっかけにしてうちわ、岐阜うちわのことも知ってもらおう。
うちわの歴史の話、岐阜うちわの話、岐阜うちわの作り方の説明をしました。
一通り終わったあと、水うちわ復活のお話を。
中部地区で放送された水うちわを取り上げた番組を流します。
そして水うちわの話を少しした後、すぐに二つのグループに分かれ水うちわを片手に、まち歩きを始めました。
たくさん話をするよりも、実際に水うちわを使ってもらいたかったのです。
そうすることで、水うちわのよさが、よりたくさん伝わると思いました。
二つのグループは、夕焼けだんだんコースと、ねんねこやコースに分かれて歩きました。
それぞれのグループに一つ、桐の木桶を用意して、まちを歩きます。
参加者の方は、ほとんどが谷中のまち歩き初体験だったようです。
古い町並みを珍しそうに見渡しながら歩きます。
小さな雑貨屋を見つけて小走りになる浴衣姿の女の子や、
谷中銀座のお肉屋さんで買ったコロッケを片手に次のお店に立ち寄る人、
古い家を背景に写真をとってはしゃぐ女の子たち。
初めて会った人人の集団と思えないくらい、皆が互いに言葉を掛け合いながら歩いて行きます。
まちを歩く中で、数回、まちお店の人に、水を分けてもらいました。
「すみません、お水いただけますか?」
声をかけると、すぐに水をいっぱいいれてくれました。
お店の前で、手に持つ水うちわを水に浸して、扇ぎ、楽しみます。
「やっぱり涼しいのね」「普通に扇ぐより涼しく感じる!」「水しぶきが飛んだ!」
「どうぞ、よろしかったら試してみてください」
お水をいただいたお店の人に、声をかけ、お店の人も一緒に水うちわを体験しました。
「水うちわってなぁに?」お店の人は、気になっていたようです。
岐阜生まれのうちわで、水に浸して使うことができて・・・話をさせてもらいました。
「お祭りでもあるの?」と声をかけてもらったり、
「浴衣、着崩れしているわ。私が直してあげるから。」と、
突然自転車に乗ったおばちゃんが降りてきて、わざわざ帯を直してくれたり、びっくりするくらい、まちの人と自然に距離が縮まりました。
浴衣着て、水うちわ持って、がやがや、わいわい皆で歩いていたから、きっと道行く人に気にしてもらえたのかもしれません。
だんだん暗くなってきました。
ようやく、少し、蒸し暑さがとれてきます。
細くて、狭くて、古い路地から、だだっ広い大通りに出た途端涼しい風が吹いてきました。気持ちいい。隣の人と顔を合わせました。
終着点。
根津神社に着きました。
薄暗い神社は、どこか神秘的な雰囲気がただよいます。
幾重にも重なる赤い鳥居をくぐって、お参りに行きます。
頭ぶつけないように、腰をかがめて、気をつけながら。
まち歩きの終了です。
岐阜の大垣の名物、水まんじゅうを配ります。
水のきれいな大垣の誇れる和菓子。白く、半透明で、中のあんこの色がほんのり見えます。
大垣では、水の中で売られている水まんじゅう。
「はぁ〜」
さすがに、歩き、はしゃぎ疲れたようです。
甘くて冷たい水まんじゅうをほおばります。
そして、水うちわで扇ぎ、疲れをほぐします。
「近くに住んでいても、こんな古くて風情のある町があるなんて知らなかったよ」
「こんなにもまちの人と交流できたのは初めてだったよ」
「水うちわを使ってみることができて、楽しかったです」
いろんな感想をいただきました。
ただ水うちわを使うだけではなくて、
ただまちを歩くだけではなくて、
水うちわを持って、まちを歩く。
そうすることで、よりまちを、人を、水うちわを身近に感じることができたのではないでしょうか。
本日は、水うちわサロンにお越しいただき、本当にありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。