さいきんの活動
町人ゼミの最終回

正村です。

忘れもしない2011年  1月15日…。
あの日、私はアホな事に時間を一時間間違えて中央青少年会館にいました。

しかし結果的にはそれは良かった事でした。

会場の設営準備を手伝う傍ら、林さんが作成してくださった
古今金華町人ゼミの第一回から第五回までの写真と、
回を重ねる毎に様々なメディアで取り上げられた際の記事を壁に掲示しながら、
改めてこれまでの事を振り返られたからです。

一つ一つを見ながら、その時の事を思い出していました。

まだ夏の暑さが残る第一回、初めてオルガンへ足を踏み入れた時、
本当にドキドキしました。
これから何が起こるのかと、これから自分を待ち受けるであろう
未知の体験に胸を躍らせたものです。
そしてその予感は正しく、町屋巡りは思った以上に楽しく、面白いものでした。
岐阜にもこんな「家」があるのだと、感動して終わったのを覚えています。

第二回は初めて経験した鵜飼いと、岐阜にもお座敷文化があるのだという事を知り、
岐阜の良い所を発見して非常に胸が熱くなりました。
岐阜で体験した「もののあはれ」は非常に良いものでした。

第三回の若旦那巡りは、岐阜町の老舗という、通常だとなかなか敷居が高そうな所を
歩けるとあって、他の参加者さんとワクワクしたのを覚えています。
実際、見聞きしたお話、技に、目が釘付け、耳も一生懸命澄まして傾聴させていただきました。

第四回に行ったくらやみご飯のおかげで、参加者さんとの距離が、ぐっと近くなった気がしました。
己の内面を見つめなおし、また、他者とのコミュニケーションも深くなる、いい体験でした。

そして第五回。
花街文化とは、京都だけの特権ではなく、明治以前には様々な場所にあったのだ
と深く学べるいい機会でした。
そして何度見ても面白い幇間の喜久次さんとデビューしたての舞妓・喜久雛ちゃんの踊りに
感嘆の溜息が漏れました。

第一回から参加させていただいていますが、参加者の方々と親しくなり、
ゼミを通じて同世代の様々な職業の方とお話出来た事はとてもよい刺激になりました。
また、仲良くなった参加者さん達と、古今金華町人ゼミでお世話になった方々を交えて、
最後のワールドカフェで今までに学び、得た事を話し合い、
昇華出来たのは本当に得難い経験になりました。
地域だけではなく、そこに住んでいる人と、深く関わり、
付き合う事が出来る本当に素晴らしいゼミだったと思います。

そして最後の終了証の授与の際、不覚にも涙が零れそうになったのを
必死でこらえていたのはナイショです。
古今金華町人ゼミ全6回、楽しく、面白く、素晴らしい事この上ない催しでした。
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